AI導入コンサルティング | 企業向けAI戦略・PoC支援
概念実証(PoC)は成功したのに、本番導入の段階で予算が止まり、そのまま案件が消えていく――これは日本企業のAI導入で繰り返されてきた典型的な失敗パターンです。技術が動かなかったのではなく、最初に選んだ課題が間違っていたことが原因です。ISZ.AIのAI導入コンサルティングは、既存システム・データ成熟度・予算を前提に、AIが実際に数字を動かす領域を特定し、「PoCの死の谷」を越えるロードマップを構築します。
一般論のワークショップは提供しません。私たちのコンサルティングはAI readiness評価から本番移行まで、具体的な成果物を伴い、企業のAI戦略を実際に稼働するソフトウェア・ハードウェアへと落とし込みます。
AI導入コンサルティングの成果物
AI導入コンサルティングの各エンゲージメントは、その週のうちにエンジニアリングチームが着手できる成果物を生み出します。フレームワークだけのスライド資料は納品しません。
| 成果物 | 具体的な内容 | 主な利用者 |
|---|---|---|
| AI Readiness評価 | データ整備状況、技術基盤、組織能力をスコアリングした監査レポート | CTO・IT部門責任者 |
| 経営目標の定義 | AI活用能力を測定可能な経営目標へ紐づけたドキュメント | 事業責任者、経営企画 |
| ユースケースの発見と優先順位付け | 効果・工数で評価・順位付けされたAI活用案のバックログ | プロダクト・現場責任者 |
| 技術的実現可能性とリスク分析 | セキュリティ・コンプライアンス・運用リスクを記載したリスク一覧 | セキュリティ・コンプライアンス・開発部門 |
| AI導入ロードマップ | 短期の成果と中長期投資を段階配列した計画書 | 経営スポンサー、PMO |
| ベンダー・モデル選定 | 基盤モデル・ツール・ベンダーの比較評価レポート | 調達部門、開発責任者 |
| 投資計画とROI試算 | 導入前後のコストを比較した予算検証モデル | CFO、予算責任者 |
| PoC設計と成功指標 | 合否基準をあらかじめ定義したPoC実施計画 | プロジェクトスポンサー、開発チーム |
| AIガバナンス体制 | モデルの安全性、データ分離、責任あるAI活用のフレームワーク | 法務、コンプライアンス、情報セキュリティ |
| 本番移行計画 | コンサルティング成果物をエンジニアリング着手へつなぐ引き継ぎ資料 | 開発チーム、開発責任者 |
いずれの成果物も単体で完結しています。Readiness評価やロードマップは、当社以外のベンダーに持ち込んでそのまま活用いただいて構いません。
想定するお客様
初めて本格的なAI投資を検討している企業、あるいはPoCが頓挫し外部の客観的な視点を必要としている企業が対象です。何かを提案する前に、貴社固有の業務プロセスを非公開で深く分析することから始めます。エンゲージメントは大きく二つの形に分かれます。単一事業部門に絞ったReadiness評価か、複数部門にまたがりユースケース発見からPoC計画までを含むフルロードマップかです。後者は関係部門が増える分、必要なヒアリングセッションが増え、期間も長くなります。
コンサルティング単体 vs 実装込みの支援
コンサルティングと実装は成果物の異なる別のエンゲージメントであり、どちらを購入しているのかを明確にしています。
- コンサルティング単体: 検証済みのロードマップ、リスク分析、ベンダー推奨をお渡しします。最終的に社内チームや他ベンダーで構築する場合でも活用できます。
- コンサルティングから実装へ: 同じロードマップに加え、貴社のデータと制約をすでに理解している開発チームがそのまま実装に着手します。二度目のディスカバリー工程は不要です。
どちらの進め方も選択可能で、評価結果を見る前に実装契約を前提とすることは求めません。
戦略から実行へ
書いた本人が実装できないロードマップには価値がありません。私たちのAI導入コンサルティングは自社の開発実務と直結しており、AI受託開発、カスタムAIソフトウェア開発、生成AI・LLM開発、AIエージェント開発・業務自動化、AIハードウェアOEM/ODMへそのまま接続します。お渡しするロードマップは、私たち自身が実行できる体制を既に持つものだけです。この流れで実際に本番導入へつながった案件として、サポート業務の負荷を60%削減したグローバル製造企業向け多言語AIアシスタントや、手作業検査を80%削減した印刷会社向けAI外観検査があり、いずれも範囲を絞った評価から始まり、エンジニアリングへと移行しました。
よくある質問
コンサルティングエンゲージメントにはどのくらいの期間がかかりますか?
単一事業部門に絞ったAI Readiness評価であれば、通常数週間で完了します。ユースケース発見、実現可能性評価、ベンダー選定、PoC計画までを複数部門にまたがって行うフルロードマップは、必要なヒアリングセッションの数に応じてより長い期間が必要です。期間はキックオフ時に明確にスコープし、曖昧なまま進めることはありません。
価格と範囲はどのように決まりますか?
Readiness評価、ロードマップ、PoC計画といった具体的な成果物単位でスコープを決めており、際限のない時間単位のアドバイザリー課金は行いません。着手前に、どの成果物に対して費用が発生し、それぞれに何が含まれるかを明確にします。
エンゲージメント終了後、ロードマップや分析結果の権利はどうなりますか?
無条件で貴社に帰属します。Readiness評価、リスク分析、ロードマップは、社内チームでも他の外部ベンダーでも自由に活用いただけます。実装契約を前提としなければ意味がないリード獲得目的のコンサルティングとしては設計していません。
社内の戦略部門やIT部門の代わりになりますか、それとも連携する形ですか?
連携する形です。私たちの役割は、外部の技術的知見と実装経験を持ち込み、前提を検証・時に問い直すことにあります。業務背景の理解と最終的な意思決定は貴社チームが担い続けます。多くのエンゲージメントでは、貴社のIT部門・事業部門との合同ワークセッションを通じて進めます。
一般的な戦略コンサルティングファームとは何が違いますか?
一般的な戦略コンサルティングファームはフレームワークとスライド資料を渡して終わりますが、私たちは同じロードマップに加え、それを二度目のディスカバリーなしで実装できるエンジニアリング体制を提供します。ロードマップ内のすべての提案は、実際に構築可能かどうかという観点で検証されています。書いた本人が、そのまま作る側でもあるからです。
AI導入コンサルティングを始める
AI Readiness評価だけの単発エンゲージメントから、ユースケース発見からPoC計画までを含むフルロードマップまで、貴社の検討段階に合わせて始められます。ISZ.AIへお問い合わせいただければ、まず現在の課題とデータ・組織の成熟度についてお伺いし、最初の成果物として何が適切かをご提案します。